常習飲酒と読書
白取春彦さんの『勉学術』より引用します。
通勤時間に本を読むというのは確かに一つの手であろうが、雑誌やチラシやインターネットサイトを覗く悪習慣を捨てれば、もっと時間がつくれるはずだ。もっとも無駄な時間と脳細胞の潰し方は常習飲酒である。常習的に飲酒する人間が独学どころか、まともなことをやれるはずがない。これはヨーロッパでは昔から常識とされている。
『勉学術』より引用
これは厳しいですね・・・・・・
私はどちらかというとお酒に弱い方ですが、病気などの特別な状況でない限り、禁酒にはあまり賛成したくはありません。
私の経験から申しますと、30歳代の前半くらいまでは少し飲酒をしている方が勉強ははかどりました。
私は平成14年、34歳のときに中小企業診断士の最終試験に合格するまで、通信教育と独学で3年間勉強しました。そのころ、試験前も毎日のように飲む機会がありましたが、その方がかえってどんどん頭に入っていきました。
家族の者にも「酔っている方が頭に入るよ」と吹聴したのを覚えています。
30代後半からは飲むと眠くなってしまったり、頭の回路の働かなくなったりして、難しい問題を考えられなくなってしまいました。脳細胞がつぶれてしまったということですかね?いまでは飲んだあとに勉強したり本を読んだりということはあまりしません。
先週から珍しく風邪っぽいですので、宴会の席でもウーロン茶にしています。
家にも早めに帰れるので、よしこれで本を読めるぞ!経営の勉強ができるぞ!と思っていましたが、風邪なので、頭がぼーっとしますし、意欲がわきません。
調子が悪いと何もできません・・・・・・なによりまず健康ですね。
参考文献:『勉学術』 白取春彦 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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