『仕事の見える化』を読んで

Hitoshi Yonezu

2011年10月06日 10:00

 人には常に「隠したい」という気持ちがあるそうです。

 『仕事の見える化』は、NIコンサルティングの長尾一洋さんが、メールを仕事を見える化する方法を伝授してくれる本です。
 見ようとするのは、会社の未来、社員の頭のなか、顧客の頭のなか、の三つです。

 仕事を見える化させる「見える化日報」には二つの原則があります。

 原則1 トラブルをすぐに報告したら免責

 原則2 トラブルを報告しなかったら厳罰

                   『仕事の見える化』より引用

 
 トラブルはないほうがいいですが、もしも何か起こってしまった場合、隠してしまうのが、最もよくないことです。

 いきつけのお店で同じようなトラブルが続いて発生すると、この問題は上司に報告されているのかな?全体で共有されているのかな?と考えてしまいます。

 「上司を出しなさい!」

 というクレームを頂いたときには、お客様としては、担当者だけですまされる問題ではない、会社全体で対応してほしい、と考えておられるのです。
 
 当社でもまだ経営が不十分でお客さまにご迷惑をおかけしてしまうことがあります。

 よいこと悪いことに関わらず、起こったことは社内で共有し、全員が同じ知識をもって仕事をしなくてはならない、と自戒しております。

 メールを使った日報共有の基本的な方法が書かれています。まだ共有をされていない方はご参考になさってください。

 

 参考文献:『仕事の見える化』 長尾一洋 (中経出版)
 

 『営業の見える化』と永年の経験
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e370730.html

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