他人の小指の傷の痛み

Hitoshi Yonezu

2011年07月13日 10:00

 他の人がピンチに立たされたり、悩んでいたりするときのことだ。そのときは逆に、この問題が自分にふりかかったら、どう感じるだろうかと想像してみるといい。相手の小指の傷の痛みを自分のこととして想像すれば、自分がそのときに何をしてあげるべきかがよくわかる。他人事なら些細な痛みでも、本人にとってはきわめて大きな痛みなのだ。
 それを理解して、できる限りの手をさしのべること。

               三木谷浩史著『成功の法則 92ヶ条』より引用


 勉強会などで、気の置けない経営者の皆さまとお話をさせて頂くと、さまざまな経営の悩みを教えて頂くことが出来て、大変勉強になります。

 経営者が孤独であるのは当然のことですから、孤独から逃げようとは思いませんが、他の経営者の苦労話をお聞きすると、仲間がいるんだ、と思えて、少しホッとすることがあります。

 経営者の交流会にもいろいろありますが、真面目に勉強する会、経営の話ができる会などは本当に有意義です。

 三木谷さんが述べているように、他の経営者の悩みをお聞きしたときには、私も「もし自分だったら・・・」と想像しております。

 経営をしていれば、いつ何が起こるか分かりません。同じようなことが自分に起こることも充分あるのです。

 友人が悩んでいるときには、お金のことはなかなか難しいですが、他のことで力になれることがあったら、微力ながら、進んで協力させて頂きたいと思います。

 

 参考文献:『成功の法則 92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
 

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