新しいことは新しい人に任せる
1990年代にインターネットが普及しはじめたころからでしょうか、成長企業、上場企業に20代、30代の若い社長が増えてきました。
今ではもう若い社長は珍しくありません。年齢ではなく成果で評価される時代になったのです。
船井総研の小山会長の『9割の会社は社長で決まる』にこんなことが書いてありました。
世の中が大きく変わっている時期には、その変化についていける人を起用しなければなりません。もちろん、「古いこと」は、その道の経験のある古い人に任せたほうがよいのですが、「新しいこと」は新しい人に任せるべきなのです。「新しい人」とは、単純に「若い人」という意味ではなく、頭を今の時代に切り替えられた人を指します。
「新しい人」を抜擢できなければ、会社は新陳代謝ができず、成長できません。若いという理由でやらせないことは間違いです。若い(=頭がやわらかい)ということは、抜擢をためらう理由ではなく、抜擢を決める理由です。ただし、気をつけていただきたいのは、頭がやわらかいことと、体がやわらかいことは別の問題です。
『9割の会社は社長で決まる』より引用
・・・若いということは、抜擢をためらう理由ではなく、抜擢を決める理由・・・
若い人に大切なことを任せるときに、「まだ若いからなあ・・・」と考えることがあった自分が恥ずかしくなりました。
若い若いといって何もさせないうちに年をとってしまい、大切なことをしたことがない、大切なことが出来ない大人になってしまいます。
自分の若いころに感じていたことを思い出しながら、成果を出そうというやる気と実行力のある若者には、期待を込めて、仕事を任せていきたいと思います。
参考ブログ:「『9割の会社は社長で決まる』を読んで」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e719584.html
参考文献:『9割の会社は社長で決まる』 小山政彦 (中経出版)
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