誰も見ていないとき、何をしているか?

Hitoshi Yonezu

2011年03月30日 10:00

 地震で被災された皆さま、および関係の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

 28日にご紹介しました『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』に、「品格を磨く」という章があり、そこには次のような副題がついていました。

 「誰も見ていない時」、あなたは何をやっているか?
 
 誰も見ていない時にどういう行動をとるかが、その人の品性を示しているのだそうです。交通渋滞や日常生活のイライラ、成功、失敗にどう反応するか、それが品格だというわけです。

 そして、品格を形成しているものは、次の四つの要素だそうです。

 1.自制心
 2.価値観
 3.独自性
 4.整合性
 
 1と2は分かりやすいですが、3と4は分かりずらいですね。

 独自性とは、自分が何者なのかをよく知ることだそうです。自己認識と矛盾しない行動をとるには、自分の独自性を正確に理解することが必要だということです。
 
 整合性とは、価値観、思考、感情、行動が一貫していることです。


 周りの人々から、何かありそうだ、裏で何かしていそうだ・・・と思われている人は、本当の信頼を得ることはできませんね。
 
 誰も見ていないから、何をしてもよい、と言う人は、もうその時点で信頼を失ってしまっているのです。

 品格は、うわべや見せかけだけでなんとかなるものではないと思います。

 「誰も見ていない時」、あなたは何をやっているか?

 常に自分に問いかけたい質問です。
 
 被災されている皆さまに一刻も早く平和が戻りますことを心よりお祈りいたしております。

 参考文献:『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』 ジョン・C・マクスウェル (三笠書房)
 

 参考ブログ:『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e694612.html

 

関連記事