約束には2種類ある
船井総合研究所の会長の小山政彦さんが書かれた『一生ものの仕事の習慣』によれば、小山さんの信条の第一は「約束を守ること」だそうです。
約束を守るといっても、二種類あるそうです。
一つは他人との約束、もうひとつは、自分との約束です。
他人との約束は守れても、自分との約束を守るのは難しいといいます。
たしかに、一般の社会人であれば、他人との約束を守るのは当たり前のことで、約束を守れないような人は、信用をなくしてしまいます。
では、自分との約束はどうか?と考えると、私自身も守れていないことが多いです。
小山さんは副社長になってから「夜10時以降はお酒を飲まない」と決め、実行し続けているそうです。自分との約束は、他人との約束以上に大切だとおっしゃっています。
私はいままで、「自分で決めたことは、自分に対する約束なんだ」という意識が薄かったと思います。
他人も自分も同格の存在です。他人を大切にして約束を守るのはもちろんのことで、これからも誠実に行動しますが、それと同様に、自分も大切にして、自分との約束を守ろう、と思いました。
参考文献:『一生ものの仕事の習慣』 小山政彦 (PHP研究所)
うちの社員の中には、いまだに私との約束を守れないものがいて、この本を読みながら、恥ずかしくなりました。
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