もっとリスクを負う
充実した人生を送る秘訣は、安全を探すことに日々をついやすのではなく、機会を追い求めることに時間をさくことです。たしかに、より計画的で情熱的な人生を始めれば、それなりに失敗もするでしょう。でも、失敗は、勝つ方法を学ぶことにすぎません。あるいは、父がいつかいっていたように、「ロビン、枝の先はたしかに危ない。だが、すべての実はそこにあるのだ」ということなのです。
『3週間続ければ一生が変わる』より引用
一生懸命に人生を送ってきた80歳以上のご年配の方々に、いまもっとも後悔していることは何ですか?と尋ねたアンケートの結果を見たことがあります。
最も多かった答えは、次のようなものでした。
「人生の中で、挑戦しなかったこと、冒険しなかったこと」
「あのとき、なぜ私は挑戦しなかったのか?」「なぜ、私はあそこで逃げてしまったのか?」「なぜ私は、もう一歩踏み出せなかったのか?」
毎日の生活では、何を考えることもなく、自然に安全策をとってしまいますが、後から後悔することは、安全な道、楽な道ばかりを選んでしまって、勇気を出して、果敢に挑戦しなかった自分についてなのです。
もし、日本に元気がないというなら、そういう、挑戦する人、冒険する人をみんなが冷ややかに見て、応援しないからではないでしょうか。
新しいことに立ち向かっていく人がいてくれるから、その他の人々は安全な道を選べるというのに・・・
参考文献:『3週間続ければ一生が変わる』 ロビン・シャーマ (海竜社)
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