敬愛か恐怖か

Hitoshi Yonezu

2010年02月28日 10:00

 人間というものは、敬愛か恐怖のいずれかに突き動かされて、行動するものであるということである。
 だからこそ、敬愛の念であっても恐怖の気持であっても、人々を動かすということならば、同量の効果を生むのである。
 それどころか、人間とはしばしば、敬愛する者よりは恐怖を感ずる者のほうに、服従するものである。
                                   『マキアヴェッリ語録』より引用


 このブログでしばしばご紹介しているマキアヴェッリ(マキャベリ)ですが、それが何なの?と思われる方も多いでしょう。

 マキャベリを知っていると、政治が非常にわかりやすくなります。

 国の内外の、力があるといわれる政治家の行動をマキャベリの言葉を通して見てみてください。なぜそのような行動をとっているのか理由が見えてきます。

 成功されている経営者についても、同様です。

 統べられる側としては、マキャベリを知ることで、権謀術数に惑わされずに、真の姿を見分けることが出来るようになります。
 
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 参考文献:『マキアヴェッリ語録』 塩野七生 (新潮文庫)
 

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