『グルメの嘘』を読んで

Hitoshi Yonezu

2009年12月12日 11:24

 高級レストランを厳しく評論することで有名なグルメライター、友里征耶さんが、飲食店や、シェフ、ジャーナリズムなどについて、その想いを書かれた本が『グルメの嘘』です。

 友里さんの文章はブログなどで拝見したことがありましたが、ご著書を読むのは初めてでした。歯に衣着せぬ非常に厳しい評論です。

 評論される対象となるような高級なお店ではありませんが、私も飲食店を経営する者です。この本をお客様の声のひとつとして、襟を正して聞かねばならないと感じました。

 特に「何事も正直が一番」というところは、本当にそのように思います。

 昨今、話題になっている食材産地の偽装などはもってのほかですが、普段の営業でも、やれないことを見栄を張って吹聴しないということです。

 お客様にご満足いただけるように、謙虚に、正直に営業していこうと思いました。
 
 参考文献:『グルメの嘘』 友里征耶 (新潮新書)
 

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