2013年05月22日 10:00
なぜかっていうと、今日、不幸な人は明日も不幸なの。明後日もその次も不幸なの。だって不幸を探すから。それで、しあわせになるためにはどうするかっていうと、自分の過去を振り返って、「~だから不幸だった」を「~だからよかった」に変えるんです。「~があったからこそ、いまのしあわせがある」って。
『変な人の書いた世の中のしくみ』 p54より引用
それと同じで、人によっては笑顔でいるよりは怖い顔してたほうが得な時期があったりするんです。
ある人が小さいころに不機嫌な顔をしてると、母親が「どうしたの?」って機嫌を取ってくれてたとするよね。そうすると、それがいつの間にか癖になって、ブスッとした顔をしてると誰かが機嫌を取ってくれると思っちゃうの。
『変な人の書いた世の中のしくみ』 p73より引用
自分がいくら正しいことをしていても、それに反対するような人は必ず出てきます。それは、その人たちがあなたの人生の盛り上げ役だからなんだよね。だから反対したりするような人に、「今日も私の人生を盛り上げてくれてるな」って思えばいいんです。
『変な人の書いた世の中のしくみ』 p145より引用
たとえば世間の人たちは「いい会社に入ったほうがいいよ」って言うんだけど、私に言わせれば、いい会社に行くよりも自分がいい社員になったほうが手っ取り早いからね。
そこで給料を二〇万もらうとすれば、会社は保険なんかで余分に何万か負担するから三〇万は儲けないといけない。さらにいい社員になるためには五〇万円分働かないといけません。
そうやって得をさせる社員になればいいんです。いい会社に行って、会社からもらって得しようとしてる社員が、結局はいちばん損をすることになるの。
『変な人の書いた世の中のしくみ』 p148より引用