幸せの扉

Hitoshi Yonezu

2011年04月16日 10:00

 『アメリカ人の心がわかる言葉』より、ヘレン・ケラーの言葉をご紹介いたします。

 When one door of happiness closes,
 another opens;
 but often we look so long at
 the closed door that we do not see
 the one which has been opened for us.

      Helen Keller


 幸せの扉が閉じたら、
 もうひとつの扉が開きます。
 でも、私たちはとかく
 閉じてしまった扉ばかりを眺めていて、
 開かれた扉に気がつかないのです。

         ヘレン・ケラー(社会事業家)


 3月11日の大地震は我が国に大変な被害をもたらしました。お亡くなりになった方や、いまだに行方不明の方も多数おられ、本当にお気の毒なことでございます。

 被災されました皆様方に謹んでお見舞いを申し上げます。

 私の地域は被災しませんでしたが、この災害をきっかけに、身近なところでは、さまざまな物資の不足が起こったり、交通が不便になったりしていますし、いろいろな方が意見を発信して、社会生活や、経済活動が変わろうとしているのを感じます。

 震災後しばらくして上京した際、計画停電の影響でしょうが、お店を早じまいしたり、照明を落としたりしている光景を目の当たりにし、また人々も整然としている姿を見て、もしかしたら日本人の生活は少しコンパクトになるのかもしれないな・・・と感じました。

 私はできる限り経済が活発になるような政策がとられることを期待しておりますが、そういう中でも、質実剛健といいましょうか、無駄を排して、太い中身をもった生活に変わればよいなあ・・・と考えています。

 新しい生活には、新しい幸せの扉があるはずです。

 ペットボトルの水は以前よりは手に入りずらくなりましたけれど、あるものでよいと思いましたし、上田では水道水も飲めて、ありがたい気持ちがします。

 小さな喜びはたくさんあるな・・・と思ったことです。
 
 

 参考文献:『アメリカ人の心がわかる言葉』
      ジェームズ・M・バーダマン、森本豊富編 (中経出版)
 

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