97%は自分の生き方
私は小林正観さんの本をときどき参考にさせて頂いておりますが、『すべてを味方 すべてが味方』によれば、結婚というのは、人生の2%か3%で、97%は自分自身の生き方であり、自分がどう生きるかにかかっている、といいます。親子関係も同様に、5%くらいと考えたほうが、逆に関係がよくなるそうなのです。
私はこの話を読んで、納得できて、大変気が楽になりましたので、前にブログでも紹介しましたし、家族関係で悩んでいた友人に教えてあげたこともありました。
参考ブログ:『家族も人生の5%程度』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e325198.html
しかし、友人の反応は、よいものではありませんでした。
「家族が5%なんて、絶対、そんなことありえない。米津さんは人が嫌いなんでしょう!?」
逆に叱られてしまったのです。
これは難しい話だな・・・私も余りも唐突に話してしまった・・・詳しく説明しないと、冷徹な人間になってしまう・・・と思いました。
「執」という漢字は、固執とか、執意とか、自分の意見をかたく主張して、決してまげないことを意味します。
「執」は、「幸」と「丸」が組み合わさって出来ています。「丸」という漢字は、手かせをされて背中を丸めている人の姿をもとにして出来た文字だそうです。
「執」から、手かせをされた人=「丸」が解放されたら、「幸」になる。
逆にいえば、あまりにも何かに固執しているのは、手かせをさせられて、とらわれの身になっているのと同じこと・・・
自分では気がつかなくても、周りからみると、がちがちになっている人の様子はよく分かるものです。
頑固にならないように、人さまの話をよくお聴きして、柔軟に考えていこう・・・と思ったことでした。
参考文献:『すべてを味方 すべてが味方』 小林正観 (三笠書房)
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