仕事にほれる
昨夜は数人の社員たちとあるレストランで会食をしました。
私も何度も訪ねたことがあるお店ですが、評判の良い飲食店です。社員たちの行ってみたという希望もあったので、勉強のためにも一緒に行こうということになりました。
規模の大きなお店では、誰がサービスをしてくれるかによって当たり外れがあります。
気の利くウェイター、ウェイトレスに接客されてよい気持ちになっても、次の機会に別の方が担当されると全く違う印象になってしまうこともあります。
カップルのお客様にはあまり入り込んでほしくないでしょうし、数人の会食であれば少し入りこんで会話を盛り上げるのもよいでしょう。優れたスタッフはお客さまの状況に合わせることができると思います。
『小倉昌男の人生と経営』より引用します。
どんなジャンルの仕事でも、やっていることは何らかのサービスである。サービスの基本は、まず自分が「ほれる」ことから始まる。営業活動でも、足繁く見込み客のもとを訪れ、苦労を重ねてようやく獲得した仕事には愛情がわく。その愛情が仕事のクオリティを高めるのである。仕事にほれ、商品にほれ、会社にほれ、お客さんにほれて、常に最高の仕事をしていたいものだ。
『小倉昌男の人生と経営』より引用
できるスタッフは結局のところ、自分の仕事にほれているのだと思います。
ほれているから、もっと知りたくなるし、もっと詰めていきたくなるし、もっとお客さまを喜ばせたくなるのです。
うちの社員にもぜひそうなってほしいと思います。
参考文献:
『小倉昌男の人生と経営』 小倉昌男 (PHP研究所)
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