お金や地位は目的ではない

Hitoshi Yonezu

2012年09月16日 10:00

 小宮一慶さんの『社長の教科書』より引用いたします。

 お金や地位だけが目的になると、働く人は疲れてしまいます。なぜなら、お金が目的であるということは、つまり売上高や利益も目的になるという意味だからです。本来、良い仕事をした結果や目標であるべき売上高や利益が、目的化しがちなのです。

                小宮一慶著『社長の教科書』より引用


 お客さまにとっては、うちの会社の売上がいくらであろうと、どれだけ利益があろうと、なかろうと、まったく興味のない話です。
 求められた商品(料理)、サービスをうちが適切に提供できるのかどうかが最も大切な問題です。私どもは組織してよいサービスを提供することが最優先で、数字はその後についてくる話です。
 
 また、数字の分かっている経営幹部ならまだしも、一般社員に売上の数字を求めてもそれはただの数字でしかあり得ず、お客さまから求められた商品(料理)、サービスとは簡単には結びつかないと思います。社員に数字だけを指示しても、何をすればいいのか迷ってしまいます。

 数字を振り回すのは簡単ですが、私の会社はその段階にはまだまだ達していません。
 お客さまに喜んで頂けるようにもっと謙虚になって努力することが先だと考えております。 
  
  


 参考文献:『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
 

 参考ブログ:「質を高めることを目標にする」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1087210.html

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