『カネはアンティークコインにぶちこめ!』を読んで
加治将一さんのご著書『カネはアンティークコインにぶちこめ!』を拝読いたしました。
加治さんは1948年札幌生まれ、米国でビジネスを手掛け、帰国後、執筆活動に入られたそうです。メンタル・セラピー小説『アルトリ峠』、坂本龍馬暗殺犯を特定した『龍馬の黒幕』、歴史ミステリー『幕末維新の暗号 上・下』など、ご著書はたくさんあります。
この本は、投資の対象としてアンティーク・コインの購入をすすめる内容です。
私は小学生の頃、切手や切符を収集しておりました。あの頃、切手とコインは同じお店で売られていました。
私は高校生になり、大学生になり、切手には興味がなくなってしまいました。集めた切手はどこへいってしまったのでしょうかね・・・・・・
この本を手にとったのは、コインの収集というのが懐かしい感じがして、興味がわいたからです。
男性は金属できたものが好きなんですよね。でも、金地金や純粋な金貨ではおもしろみがありません。
ゴールドは愛せないが、コインは愛せる。
この違いはなにかというと、コインにはご主人様のためにずっと頑張ってきたという歴史がしみ付いているからではないでしょうか。
『カネはアンティークコインにぶちこめ!』より引用
この気持ちはなんとなく分かる気がしました。
アンティーク・コイン投資の長所は次の六つだそうです。
① コインの数は減り続けるので値が上がる
② 投資予算が自由自在
③ 価格が安定している
④ いつでもおカネに換えられる
⑤ 所有税などの維持費がゼロ
⑥ 重宝する形状
⑦ コイン収集は人間の本能
『カネはアンティークコインにぶちこめ!』より引用
本の帯には「コイン年金のススメ」とまで書いてありますが、コインが投資になるのかどうかは、私にはよく分かりません。みなさまどうか研究なさってご判断ください。
この本にはいろいろなコインが写真入りで紹介されています。一枚で3000万円もするコインもあって、そういうのを見るのもおもしろいですよ。
参考文献:『カネはアンティークコインにぶちこめ!』 加治将一 (東洋経済)
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