一軒のお得意様
極端にいえば、一軒のお得意様を守りぬくことは百軒のお得意様を増やすことになるのだ、また逆に、一軒のお得意様を失うことは、百軒のお得意様を失うことになるのだ、というような気持ちで、商売に取り組んでいくことが肝要だと思います。
『松下幸之助 成功の金言 365』 10月8日の節より引用
国内の小売業やサービス業で売上を伸ばしていくのがなかなか厳しいいま、新規のお客さまを獲得することに目が行きがちです。
マーケティングの本のようにお客さまを、
①見込みのお客さま(他のお店のお客さま)
②お得意様
の二つに分けるとすれば、日ごろから最もお世話になっているのはお得意様ということになります。
松下幸之助さんは、一軒のお得意様を守りぬくことだ、と述べています。そこから次のお客さまへとつながっていくということです。
日ごろお世話になっているお得意様のご恩に感謝して日々仕事をしたいと思います。
参考文献:『松下幸之助 成功の金言365』 松下幸之助 (PHP研究所)
関連記事