経世家とは

Hitoshi Yonezu

2011年06月28日 10:00



 今朝咲いたハイビスカスです。水やりしかしていませんが、二年に一度くらい咲きます。

 しばらくもってくれればうれしいですが・・・



 『松下幸之助 成功の金言 365』の6月28日の節より引用します。
 
 今日の経営者は経世家でなければならないと思うのです。
 つまり、経営者が日々熱心に仕事をしていれば、みずからの商売なり経営について、”こうやってみたい”、”こうありたい”といった希望なり理想があるはずです。それを社員に訴え、その実現にともに努めていくということを大いにやるべきだと思います。

                『松下幸之助 成功の金言 365』 6月28日の節より引用 


 「経世家」とはなんでしったけ?

 聞いたことはありましたが、最近ではあまり使わない言葉ですね・・・

 広辞苑によりますと、「江戸時代、経世済民の具体策を説いた在野の知識人の称」と説明されています。

 経世済民とは、「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」で、今や広く使われれうようになった「経済」の元となった言葉のようです。
 
 松下幸之助さんは、経営者は未来を予測する未来学者ではなく、人間の幸福のために世の中をつくっていく経世家であるべきだ、と述べています。

 たとえ一人で経営している家業、生業のお店であっても、経営者は経営者でありましょう。経営者としては、将来、実現したい状態があると思います。
 
 私もこういう状態でありたい、こういう形で社会に貢献したいという想いがあります。

 お客さまのお役に立てるように、日々努力してまいります。 

 

 参考文献:『松下幸之助 成功の金言365』 松下幸之助 (PHP研究所)
 

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