体面を気にする
会社とか国が、どうも好ましくないというような状態に陥ったと気づいた場合には、やはり体面を気にせず、躊躇することなく、すぐに治療することが大切だと思う。なすべきときには何でもなさなければならないと思うのである。
『松下幸之助 成功の金言365』2月19日の節より引用
人が病気になると、すぐに薬を飲んだり、手術をしたりして治そうとするのに、会社や国となると世間体を気にして、病気にかかっていることを知られたくないという気持ちが働く、と松下幸之助さんはおっしゃっています。
確かに経営者は体面や風評を気にします。
正直なところ、いつでも景気のいいことを言っていたい、と思います。見たくないものは見ないでおこう、と考えてしまうこともあります。(政治家も同じですか・・・)
そうやって逃げていれば、現実は何も変わりませんし、悪化してしまうこともありえます。
まずは現実を見つめることです。そして、しなくてはならないことは思い切って決断しなくてはなりません。
弱い自分の行動を、よく反省したいと思います。
参考文献:『松下幸之助 成功の金言365』 松下幸之助 (PHP研究所)
関連記事