心を高める
人間は本来偉大なものである。みごとなものである。しかしそのみごとさは、放っておいてはあらわれない。易きにつくのが人間の情であるとしても、易きがままの日々をくりかえすだけならば、そこにはただ、人間としての弱さが露呈されるだけであろう。
おたがいに与えられた人間としての美しさをみがきあげるために、きびしさを苦痛と感じないまでに心を高めたいものである。
松下幸之助著『道をひらく』より引用
松下幸之助さんは、易きにつくのが人間の情・・・と指摘されていますが、楽な方へ楽な方へと流れてしまうのが、私のような弱い人間の現実です。
やろうと思っていることが、自分の弱さで流れてしまって、いつまでたっても思い通りにいかないのであれば、必ず実行すべきことを自分との約束として、ルールにしてしまったらいかがでしょうか。
そのルールを三ヶ月くらい継続できたら、もう何とも思わない、何の障壁もない、ただの習慣に変わっていきます。
私は本当に弱い人間なので、いろいろなことをルールとして自分に課してきました。私には自分だけしか知らないルールがたくさんあります。
12月は毎日のようにお客様との忘年会があり、私にとっては易きにつきやすい時期だといえます。
自分の生活をよく省みて、また自分にルールを課していきたいと思います。
参考文献:『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
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