とんこつラーメン

Hitoshi Yonezu

2010年10月21日 10:00

 博多だるまの煮玉子入りラーメン
 

 博多には、たくさんのラーメン屋さんがあります。

 とんこつラーメンといっても、スープがさらっとしていて、あっさりしたものもあれば、脂がいっぱいで、こってりしたものもあります。それぞれのお店によって味がまったく違っていて、そのバリエーションの広さに驚かされます。

 博多といえば、屋台・・・というイメージが強いと思いますが、地元の方は一般のお店でラーメンを召し上がる方も多いようです。

 ある方に聞いたところ、あるお店のとんこつラーメンは、その方にとっての、ソウルフード・・・とのこと。

 ソウルフードとは、かつてアメリカ南部で、、奴隷制を通じて生まれたアフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称のことです。いまでは広く、ある地域で昔から食べられてきた料理のこともソウルフードと呼びます。
 子供のころから慣れ親しんできた心の味のことですね。

 そう言われてみて、では、自分のソウルフードは何なのだろう???と思ってしまいました。

 おふくろの味?お父さんの味?

 いまは蕎麦が好きですが、子供のころの思い出があるわけではありません。

 私には、これだ!と言えるものがはっきり浮かんできません。

 とんこつラーメンがソウルフードだ、といえるなんて、なんかかっこいいですね。
 
 

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