困っても困らない
断じて行なえば、鬼神でもこれを避けるという。困難を困難とせず、思いを新たに、決意をかたく歩めば、困難がかえって飛躍の土台石となるのである。要は考え方である。決意である。困っても困らないことである。
松下幸之助『道をひらく』より引用
長い人生ですもの、楽もあれば、苦もありましょうに。
いまは世の中が大きく変わろうとしているときである。困難があって当たり前の時代である。
松下幸之助さんは素晴らしいことをおっしゃった。
困っても困らないこと・・・ ? ? ?
困ったことが起こっても、
「よーし、きたな!やるぞ~解決するぞ!」と前向きにとらえて、
困ったことだと思わなければよいのだ。
そう思えるには、その前に固い決意が必要だ。
いまは、明治維新、大東亜戦争の敗戦と同程度の、大きな時代の転換点だと言われている。
しかし、少なくとも、明治時代、敗戦より、世の中は幸せだ。
明治時代だって、45年の間に、日清戦争、日露戦争と戦争が続いていたのだ。韓国併合も行われた。
現在は、敗戦以降65年間、戦争には巻き込まれずにすんでいる。
やれることはまだまだたくさんある。よい仲間とともに平成のこの困難を乗り越えていきたいものだ。
参考文献:『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
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