『実践するドラッカー」[思考編]』を読んで

Hitoshi Yonezu

2012年02月03日 10:00

 佐藤等編著『実践するドラッカー」[思考編]』を拝読しました。

 この本は、公認会計士の佐藤等さんがドラッカーの教えの「セルフマネジメント」について、ドラッカーの文章を引用しながら解説するものです。

 セルフマネジメントの核は「知識労働者」がいかに成長し続けられるか?だそうです。そのためにどのような思考をしたらよいのか、実際に考えながら書き込める実践シートというページもついています。

 ドラッカーは「何によって憶えられたいか」と問うています。

 佐藤さんは次のように解説されています。

 第一に、人とは違う何かをもつこと。違いを生み出すこと。
 第二に、違いを生み出すために、日々実践して成果をあげ続けること。人は成果を出している人を記憶にとどめるのです。
 第三に、人は他人に影響を与えることで初めて憶えられます。「あの人のおかげで」というとき、長く記憶にとどめられるのです。

               『実践するドラッカー」[思考編]』より引用 
   

 自分と人との違いは何か?

 ゴルフをしない、テレビを見ない・・・・・・だけ???

 自問してみるとさして強く主張できることもないので焦ってしまいます。

 もう二月になってしまいましたが、今年はもっと人との違いを強めてみよう、と思ったことです。

 とても分かりやすく書かれていますので、ドラッカーが初めての方もぜひご参考になさってください。

  


 参考文献:『実践するドラッカー」[思考編]』 上田惇生[監修] 佐藤等[編著] (ダイヤモンド社)
 

 参考ブログ:
 「何をもって憶えられたいか」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e486729.html
 「何をもって憶えられたいか2」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e750754.html
 過去のブログを読むと自分がいかに進化していないか分かっちゃいますね・・・・・・

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