継続性の評価

Hitoshi Yonezu

2011年02月08日 10:00

 使命、価値、成果の定義など組織の基本にかかわることについては、継続性が不可欠である。変革と継続の両方を報酬、認知、報奨のシステムに組み込まなければならない。継続性に報いなければならない。もっぱら継続的な改善を行う者も、変革を行うイノベーターと同じように、認知と報奨に値する者として評価しなければならない。
 
                  『ドラッカー 365の金言』 2月8日の節より引用


 新しいことを始めるには大きな推進力が必要ですが、決めたことを実行し続けること、これもまた簡単なことではなく、大きな力が必要なことだと思います。

 社長の話など真剣に聞いていない人もいますから、私は、些細なことでも重要な考え方については、繰り返し何度も何度も伝えますし、必要な作業については手順として組み込んでいくようにしています。
 
 「社長はまた同じことを言っているよ・・・」と社員に飽き飽きされるくらいでちょうどよいのではないか、と考えています。

 素直な心でよく話を聞き、改善を継続してくれる社員は、必ず大きな力になると思います。

 

 参考文献:『ドラッカー 365の金言』 P.F.ドラッカー (ダイヤモンド社)
 

 ビジネス読書会、開催します
 第二回上田ビジネス読書会は2月16日水曜日 午前6時半より、上田市のささやにて開催します。詳しい内容や、課題図書については、右のお知らせ欄をご覧ください。年齢男女問いません。ご参加お待ちしております。

 参考ブログ:
 『ビジネス読書会、開催しました!』
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e648104.html
 「『あたらしい戦略の教科書』を読んで」
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e614050.html

関連記事