何が正しいか
何が受け入れられやすいかでなく、何が正しいかからスタートしなければならない。誰が正しいかなどは論外である。そもそも何が正しいかを知らなければ、正しい妥協と間違った妥協の区別がつかない。
『ドラッカー365の金言』 10月4日の節より引用
仕事をしていると、上司や同僚の手を煩わせない、受け入れられやすいことに流れてしまったり、ある特定の人の言うことが常に正しいと考えてしまったりすることがあります。
いずれも、面倒くさいことを起こしたくない、面倒なことが起こるならば現状のままでよい、という怠惰な考えから出てくるものです。
お客さまのご満足という視点を忘れて、自分や同僚のことを中心に考えてしまったら、本末転倒です。
社長とはいっても、間違うこともありますから、社員の意見は尊重したいと思います。
社員たちは、正しいことを通すには、パワーがいりますが、面倒くさがらないようにしてほしいと思います。
正しいことが通ってそのあとやっと、その条件の中で、どう妥協するか・・・という話になります。
参考文献:『ドラッカー 365の金言』 P.F.ドラッカー (ダイヤモンド社)
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