セカンドライフ
知識労働者には特有の問題がある。若くしてやる気を失うことがある。四十代での燃え尽き現象は、仕事のストレスによるものではない。仕事への飽きからくる。
『ドラッカー365の金言』 9月17日の節より引用
最近では、大企業で高い地位についておられたのに、突如として会社を退職され、田舎暮らしを始めたり、農業を始めたり、教師になったり、ボランティア活動を始めたりという話をよく聞くようになりました。
ドラッカーは、第二の人生をどうするか考えるために、仕事以外の目標をもつべきだ、といいます。
私の友人や先輩でも、仕事以外の趣味をもっている方はたくさんおられます。そういう方は活き活きされていますね。
私の父も若いころからずっと、仕事をしながら絵を描いています。父は面白い人で、仕事のことはあまり言わないのですが、仕事以外の強みをもてということは子供のころから聞かされ続けてきました。
私の場合は、何が何だかわからないうちに、家の仕事を任されて、仕事以外のことなどほとんどできないまま、ここまで来てしまいました。
さすがドラッカーですね。仕事のことばかり言うわけではないのです。人生とは、仕事だけではないですものね。
初めて、父とドラッカーの共通点を見つけました。
参考文献:『ドラッカー 365の金言』 P.F.ドラッカー (ダイヤモンド社)
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