ジェイン・オースティンの読書会

米津仁志

2010年04月14日 10:00

 しばらく前から、ビジネス読書会を開きたい、と思っていた。決めたビジネス書を各自が事前に読んできて、読書会で意見を発表し合う純粋な勉強会である。

 講師の先生に教わる勉強会、セミナーなどは数多あるが、あらかじめ自分が本を読んできて、自分の意見を主張し、議論をしなくてはいけない機会はあまりないからである。教わるばかりではなく、自分たちで考える場をつくりたいと思った。

 最近、都会でもビジネス読書会が流行っているそうで、日経新聞でも取り上げられていた。勉強をしたいビジネスパーソンが、早朝や夜や土曜日などの時間に集まって、読書会を開いているらしい。

 あるとき、週刊誌を読んでいたら、どなたのコラムだが忘れてしまったのだが、読書会を始めるなら、『ジェイン・オースティンの読書会』という映画を見ておいた方がよい・・・と書かれていた。

 それ以来、ずっと気になっていたのだが、ようやくその映画を見ることができた。ジェイン・オースティン(1775~1817)とは、イギリスの有名な女流作家であり、『ジェイン・オースティンの読書会』とは、カレン・ジョイ・ファウラーが2004年に書いた同名小説をもとにした映画である。

 私の考えていたビジネス読書会とはまったく違ったもので、あまり参考にならなかった。でも、アメリカ人の男女関係に対する考え方がよくわかる映画だったので興味のある方はどうぞ。
 
 ビジネス読書会の企画を練ろう。
 
 参考DVD:
 『ジェイン・オースティンの読書会』 ロビン・スウィコード監督(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)
 

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