寒中お見舞い申し上げます。皆さまいかがお過ごしでございましょうか。
日頃は大変お世話になっております。誠にありがとうございます。
インターネットが普及してからというもの、検索さえすれば、知りたい情報はほとんど分かるようになりましたし、誰でも、いつでも、気軽に、自分の好きなことを表現出来るようになりました。
欲しい情報を得るために、図書館や本屋さんを駆け巡ったり、国内各地や海外に郵送で情報を求めていたりしたことが、今となってしまえば、非効率なことをしていたなあ、と懐かしく思い出せます。
情報を共有するという目的においては、恐ろしいくらい生産性が上がったのです。
私は平成17年のお正月からブログを始めました。(ブログとは、個人または組織が運営する日記的なウェブサイトのことです)
最初のころは月に一回しか更新しておりませんでしたし、昨年の前半まではせいぜい月に2~3回の更新でした。
しかし、昨年7月のある日、気分が高まって今日からは毎日ブログを書こう!と決意し、その日以来、今日まで、まだ半年ですが、一日も欠かさずに書いています。
日頃お世話になっておりますお客さまや、関係者の皆さま方に、お役に立てそうな情報をお知らせするため、また、私がどういう人物で、どういうことを考えているのか知って頂くため、ブログを始めたのでした。
素性を公開している以上、経営者としての資質を疑われるような言動をすれば、会社に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。ネタに悩みながらも、緊張感をもって書いております。
毎日ブログを書くようになってから、本を読むのも、文章を書くのも、随分早くなりました。
午前10時にアップロードするという、時間の制限があることが、読むこと、書くことの生産性をあげています。
月に一回しか書いていなかった頃は、その一回の文章のために、何時間も、何日もかけて考え、推敲していました。いまでは、毎日書くことと思えば、文章表現や言葉の遣い方などにも、前ほどこだわらなくなりました。
ブログの内容は、ビジネス書の紹介とその感想という形が多いのですが、その場合は、本を一冊あたり1~2時間(一般的なビジネス書の場合です)で読み終え、ブログは40分くらいで書けるようになりました。
人口が減少していく我が国においては、他の条件が変わらない限り、経済の需要は増えませんので、技術革新を起こしたり、生産性を向上させたりして、付加価値を生みだしていくことが求められます。
自分の経験を例に挙げてしまって、大変恐縮ですが、生産性の向上が難しいと思われているような仕事も、やり方によっては、まだまだ伸びしろがあるのではないかな~と思いました。
どうか素敵な冬をお過ごしくださいませ。皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。
この文章はお得意様へお送りしております月刊ニュースレター『ささやタイムズ』2月号の「編集長のタイムズ日記」と同じものを掲載しております。
関連した私のブログ:『面白いブログを書くには』
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