京都にてユース会
ある銀行の勉強会(ユース会)が京都市で行われた。全国から1,500名を超える経営者が集まった。
堀場製作所最高顧問の堀場雅夫さんが基調講演をされ、そのあと分科会に分かれて勉強をした。
分科会では比叡山延暦寺南山坊のご住職である光永覚道師の「回峰行いま人はどう生きたらよいか」というお話を伺った。
光永氏は千日回峰行を満行され、北嶺大行満大阿闍梨であられる。前にこのブログでご紹介した、やはり大阿闍梨であられる酒井雄哉師の下で修業され、その姿をみて千日回峰行に臨まれたという。
ご参考に:『一日一生』
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e305504.html
光永師のお話によると、過去があり、未来がある。いま生きている我々の存在は、過去から未来へのつなぎでしかないそうだ。つなぎであるこの刹那を積み重ねていく。
この刹那をベストに行動して、終わったら、結果がベストでなくてもよい、ベターでよかったと思う。この繰り返しだそうだ。
写真は交流パーティーの冒頭のお祝いとして行われた祇園甲部伝統儀式「手打ち式」の様子である。
京都にはこういう日本の伝統的なものがたくさん残っている。こういうものをコツコツと守っていることは素晴らしいと思う。応援したい。
火の用心カチカチ(卑近な例示で恐縮です)のように、歌に合わせて木を打っていることは分かったが、歴史的な意味はよくわからない。
それでも興味深く見ることが出来て、もっと見てみたいなと思った。
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