2014年02月12日 10:00
いつの世にも会議は多すぎるほどある。組織は、常に人と人がともに働くことを要求する。とはいえ成果をあげるべき者たちが自分たちの時間の一定割合以上を会議に使っているならば、それは組織の欠陥の明らかな証拠である。しかも会議は、そのフォローアップのために、時間のかかる公式、非公式の小会議を生む。会議は目的をもって方向づけしなければならない。
方向づけのない会議は迷惑なだけにとどまらない。危険である。
しかし何よりもまず、会議は原則でなく例外にしなければならない。みなが会議をしている組織は何事もなしえない組織である。時間の四分の一以上が会議に費やされているならば、組織構造に欠陥があると見てよい。会議が時間の多くを要求するようになってはならない。会議の過多は、仕事の組み立て方や組織の単位に欠陥があることを示す。
P.F.ドラッカー 『経営者の条件』 p68-69より引用
An undirected meeting is not just nuisance; it is danger.But above all, meetings have to be the exception rather than the rule.An organization in which everybody meets all the time is an organization in which no one gets anything done.
”The Effective Executive” P.F.Drucker (Harper Business) p44