成功に必要なもの
P.F.ドラッカーの『非営利組織の経営』より引用します。
成功に必要なものは責任である。あらゆるものがそこから始まる。大切なのは肩書ではなく責任である。責任をもつということは、仕事にふさわしく成長したいといえるところまで真剣に仕事に取り組むことである。
『非営利組織の経営』 210pより引用
責任といっても、人によってその程度はずいぶん違うものです。
同じような案件に対応するのでも、ある程度のところで済ませてしまう人と、最後まで丁寧に完了させる人とでは、結果は全然違います。
放りっぱなしにしておくのは、とんでもないことです。
ドラッカーは「仕事にふさわしく成長するところまで真剣に仕事に取り組むこと」と述べています。
その仕事の責任を果たすことで自分が組織にどのような貢献ができるか、と考えなくてはなりません。
初めて社会に出る新人の中には、何が責任なのかわかっていない者も多いです。
一つ一つの仕事について、どこまで対応しどこまで仕上げるのが責任をもつということなのか、示してあげる必要があると感じます。
参考文献:『非営利組織の経営』 P.F.ドラッカー(著) 上田惇生(訳) (ダイヤモンド社)
関連記事