2012年11月11日 10:00
「自らが与える影響について責任をとるべきことは太古の昔からの法的原則であ
る。
自らの過誤によるものか、怠慢によるものかは関係ない。
・・・・・・ローマの法律家たちは、これを野獣の原則と名づけた。
ライオンが檻から出れば責任は飼い主にある。
不注意によって檻が開いたのか、地震でカギが外れたのかは関係ない。
ライオンが凶暴であることは避けられない」
社会的責任を考えるうえでこの「野獣の原則」はとても重要です。
簡単にいえば、野獣の原則とは自らの行動によって起きたことには、どんな理由があろうと責任があるということです。
『世界一やさしいドラッカーの教科書』196pより引用
不注意によって檻が開いたのか、地震でカギが外れたのかは関係ない。ライオンが凶暴であることは避けられない。