変化への対応
そろそろ本格的な冬支度を始めるころですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
日頃は大変お世話になっております。誠にありがとうございます。
先月購入したパソコンは好調で、仕事をすいすい進めることができます。電池も長くもちますからとても便利です。よいものを使わせていただいて本当にありがたいです。
説明するまでもなく、昨今、日本の経済、社会は大きな変化の真っただ中にあります。
その流れの中で、キャリアの道半ばで自分の方向性を変えなくてはならない人が増えています。うちのような小さな企業にも畑違いの企業から応募される方がおられます。
世の中の流れは社内にも及んでいます。
より多くのお客さまに安定的にご満足していただくためには、いままでのやり方では不十分です。もっと確かな方法に変えざるを得ません。当社ではここ三年くらいで、永年慣れ親しんできた仕事の方法や慣習を大きく変えつつあります。
やり方を変えるのは社員にとっては大変なことです。納得できなかったり、適応できなかったりする部分も出てきます。
ヤマト運輸元会長の小倉昌男さんは次のように述べています。
しかし、意に染まない仕事でも、それを楽しむ方法がある。それは、何らかの目標を立てて、それを実現していくプロセスを楽しむのである。好きでない仕事なのだから、目標そのものはおもしろくないかもしれない。しかし、それを達成するために知恵をしぼったり、試行錯誤していく過程で、「自分らしさ」を発揮することはできるはずだ。
『小倉昌男の人生と経営』より引用
少子高齢化によって長期的にお客さまが減っていくという現象は、もはや誰にも止めることはできません。
お客さまに喜んでいただくことができなければ、当社の仕事は減っていき、存在意義はなくなるでしょう。これは経営計画や経営戦略よりずっと以前に考えておくべき基本問題だと思っています。
松下幸之助さんは次のように述べています。
仕事が伸びるか伸びないかは、世の中が決めてくれる。世の中の求めのままに、自然に自分の仕事を伸ばしてゆけばよい。
大切なことは、世の中にやらせてもらっているこの仕事を、誠実に謙虚に、そして熱心にやることである。世の中の求めに、精いっぱいこたえることである。
松下幸之助著『道をひらく』より引用
お客さまのお役に立てますように全社一丸となって謙虚に努力してまいりたいと思います。
今後ともご指導のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
末筆となりますが、みなさまのご多幸を心よりご祈念申し上げます。
参考文献:
『小倉昌男の人生と経営』 小倉昌男 (PHP研究所)
『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
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