第28回 ビジネス読書会

Hitoshi Yonezu

2013年04月24日 10:00

 今朝は第28回ビジネス読書会を開催しました。初めての方お一人を含む13人の方にご参加いただきました。遠くは長野市、塩尻市からわざわざこの会のために来てくださっています。

 朝食のメニューは洋食で、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、野菜スープ、サラダ、パン、コーヒー、OJ、ミルクでした。

 今朝の課題図書は、 アービンジャー・インスティチュート著『自分の小さな「箱」から脱出する方法』です。Kさんが選定してくださいました。この本に対するみなさんの評判は非常に高かったです。

 次のような感想が出ました。

 自分にも思い当たることが多い。
 相手が自分のことをどう感じているかを察知して行動する。いま人に対してどう接すればいいか考えている。
 最近相手を褒めてあげても嬉しそうでないことがある。素直に喜んで頂けないのは本当に褒めていないからだろうか。
 名前を覚えるのが苦手だが、これも相手に関心がないことになる。
 リーダーに対しての影響力をだすために、表面的だけでなく内面的なものを出していきたい。

 この本はかつて友人からもらった本だった。その時感じたのは新幹線の横の席に荷物をおかない。横入りした車をせめないくらいのことだった。
 再度読んでみて感じることは多かった。
 相手のことをどう感じるかを察して行動する。
 p232 他者性を認め相手を尊重できるようになる。
 p265 他人の間違いに注目するのではなく、どのような正しいことをすれば手を貸せるのかを考えろ。

 読み始めたら一気に読めた。自分は人の名前を覚えるのが苦手。
 アメリカ人らしい本。
 やっと箱から出られたという瞬間があり、また箱があり、その繰り返しだと思っている。
 最近チームワークがよくなった。社員と余裕で接することができるようになった。会社が変わったのは社員が変わったのではなくて、社長が変わったからだと思う。
 p265 過去と他人は変えられない、変えられるのは今ここにある自分。

 一気読みした。仲間とディスカッションをした。箱というものは自動思考が当てはまるのではないか。自動思考は12種類ある。
 箱はどうやってできたかという生育をみるのと、いまある問題、箱をみる方法がある。
 この本の箱は今の問題を見る方である。
 読んだ後、どう行動に結びつけるかが分からなかった。


 
 新聞で見たことがある本だった。
 p202 自分の経験でも、箱の中にいて人を無能だと信じて自分を正しいと信じているときがあった。
 原因がない結果はないと思ったとき箱から出ることができた。
 具合が悪かったり、疲れたたときに入りやすいのが箱である。箱に入らないため自分の心身を健康に保っておくことが大切だと思った。
 自分が箱に入ると他人も箱にいれてしまう。

 あっという間に読んでしまった。アメリカ人の考え方なので家族の話がでてくる。家族との関係性が仕事に影響してくる。家庭もよくしながら仕事もよくするということを考えていかねばならないと思った。
 説明の仕方が分かりやすかった。
 鏡の法則を思い出した。家族関係でも相手にせいにしないで、自分に何ができるのか考えて行動するきっかけになった。
 箱を、景色、扉という風に読み替えてみた。

 

 相手が自分のことをどう感じているかを察知して行動する。
 p70 あるがままに見る
 本の事例に似たことが生活の中でよくある。
 素直な自分を引き出す。
 p228 相手に逆らうのをやめる。優柔不断にならないだろうか?
 身近な人には手を出してあげられるが、次は職場でしてみようかと思う。同じ場所だけでなく、全体をみることが必要かと思った。


 最初は読みずらかった。
 自分に都合が悪いことが書いてあるのではないかと感じながら読んだ。今まで意識していなかったことが出されてしまった。子供の接し方に対して後悔をした。
 繰り返して読んでみて、自分が箱にに入っていることを感じた。読むたびにショックを受けた。
 職場になじめていない。自分を正当化するために人のあらを探したり、自分を被害者にしていることに気がついた。 衝撃的だった。

 お客さんと話すときに箱に入っているか出ているかと考えながら話した。
 箱の中にいると自分本位のこと、外にでていると他人のことを考えているということか。
 会社などでひたすら自分を押し通すのが箱の中に入っているということ。相手のことを考えると箱の外に出ているのかなと思った。
 主人公に感情移入してしまった。
 名前を憶えないで話しているときには、相手をモノとして考えているのではないか。
 自分の裏切りは箱へ入ることになる。気持ちに素直になる。

 自分のことが書いてあると思った。忙しくなると周りが見えなくなる。
 この本を読んで感じたキーワード 思いやり・奉仕・謙虚さ・因果応報・誇り
 アメリカの経営のスタイルはトップダウンで降りてくるのでこういう話が出てくるのだろう。
 中国の古典、項羽と劉邦の話が思い浮かんだ。

 半生を反省させられた感じがした。
 仏教の唯識のなかの阿頼耶識に通じるのではないか。
 相手に対する小さな感情が大きなとげになってしまう。
 ひどい上司に出会ったことは不幸だと思ってしまうが、それが相手に通じてしまって相手もこちらを攻撃することになる。
 新幹線の席を譲れるかどうか、犬がモノを譲らないのと同じ。そういうとき人は獣と同じだ。
 家族にラインでスタンプを送ると、逆に気持ち悪いと言われることがある。

 本を紹介するのは責任を感じる。みなさんによい感想をいただけてよかった。
 これはたまたま本屋で見て買った本である。
 箱という表現をつかうと人間関係が理解しやすくなる。自分の行動に意味づけができる。
 p229の図 お客に対しては箱に外にいるが、家庭においては箱の中にいるのが現実。
 自分の機嫌は自分で管理すべきだ。家庭では人のせいにしてしまいがちである。
 自分への裏切りもしょっちゅうある。善悪で考えたい。


 今朝の信州上田は小雨です。

 今日は午前中は本社でお客さまとお打合せ、午後からは長野市で社内会議、深夜はお店のスタッフミーティングです。

 朝から友人たちの笑顔をみながら楽しく過ごすのは幸せです。

 みなさまもよい一日をお過ごしくださいませ。

  


 参考ブログ:『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を読んで
 http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1243738.html

 参考文献:『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
       アービンジャー・インスティチュート(著)、金森重樹(監修)、冨永星(訳) (大和書房)
 

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