第27回ビジネス読書会

Hitoshi Yonezu

2013年03月26日 10:00

 今朝は6時30分より第27回ビジネス読書会が開催されました。早朝でももう明るいですね。

 11名のみなさまが集まりました。今朝の食事は和食でした。(押し麦ごはん、けんちん汁、とろろ、焼き魚、漬物、いちごミルク、OJ、ミルク、コーヒー)

 今回の課題図書はIさんの選定した神田昌典著『2022-これから10年、活躍できる人の条件』です。

 次のような感想が共有されました。

 
 1月に長野で神田昌典さんのセミナーを聴講した。100人くらいの聴講で長野の人は三分の一くらいだった。この本の1章から3章の話だった。そこで話されたその他の話の紹介。占星学が参考になる。大人は子供に対して前向きな姿勢を見せてほしい。ムーブメントを起こすには大勢の人に協力してもらう。6人の法則について。(サザエさん、7人の侍など)観光、医療ツーリズムなど長野県はポテンシャルがあり飛躍できる県だ。

 さらっと読めた。占星学は信じていなかったが、手相はあたることがある。
 p184 エクスフォーメーション 検索できないことに価値がある。
知的創造・・・いままではあまりなかった。今後は価値観が同じ人と仕事ができるようになるだろう。
 p238 本当に熱中できる仕事にリスクはない。
 p95 欧米と違う日本の儒教の考え方は違う。

 p70 減災の決め手は緊密のコミュニケーションである。 
 p142 会社では無から有を生み出すことができない。
 p225 経営者の強みと会社の強みを分けて考える。自社にあわせて考えてみた。
 p267 2022年のことを改めて考えてみたい。

 いままで神田さんは速読の人だと思っていた。
 p146 会社に30歳代がいないという事実。20代の新人と40代のベテランしかいない。
 p232 40代のリスクをチャンスに変える。今の働き方は通用しなくなるだろう。10年前と今の仕事はまったく違う。10年前の3月はとても忙しかった。いまはアウトソーシングできて休むことができる。個々のスキルを高めることを考えなくてはいけない。
 p89 人口ピラミッド・・・参考になった。

 読み始めるのに時間がかかったが、読み始めたら本当に面白かった。神田さんは自由に発想のままに書いている。読後にどう感じたか、が大切だ。
 p22 個々の出来事よりも時代の流れを読む。流れを読んで先手をとっていく。
 いまは明治維新に近い。3月は駆け込みがあるはずだが、今年はない。発注が平準化されている。
 不安の中でも道を見つける人、会社はある。そういう会社にしたい。
 若い人の価値観を大人が押さえてはいけない。
 本田直之さんの『Less is more』と考え方が似ている。

 企業が大切にするものはなにか。人口減少化でどうしたらよいか。CRM・・・ライフタイムバリューを考える。顧客との関係を深める。繰り返し買って頂けるお店にする。
 美容師の友人、お客さんも年をとっていく。占いを習ってお客さんと関係をつくればいい、と考えてみた。
 p160 親から子どもへのアドバイス。日本にはあり得ない価値観に出会う。

 神田さんの『全能思考』を読んだ。神田さんのツールは使っている。
 日本人のための本であるという言葉で好きになった。
 p238 熱中できる仕事にリスクはない。
 p232 像を引き留める杭はもはや爪楊枝程度になっている。
 NPOを通じて地域をつなげることをやってみたい。
 独立起業が多いが、共立起業という感が方もあるのだと気が付いた。
 p227 会社で息苦しい人ほど能力を発揮する。
 自分だけでバイブルになるくらい共感できた本だ。

 共立起業・・・自分は一人で起業するべきだと思った。ない部分を補完すればいい。
 神田さんの本を読んだのは初めてだ。
 2024年に会社がなくなるという仮説。
 シミュレーションにお金をかけるのも、将来をよそくするのもビジネスマンに大切。
 借金なしの創業・・・・1万稼げる人は10万稼げる。

 ここ10年やってきたことを認められた感じがした。
 現実を見なくてかえってよかったことがある。
 社員教育をお客さまに任せてしまっているところもある。
 社員にはボランティアを積極的にやるように指示している。そうするとつまらないことを言わなくなる。
 2024年に残るために、今のやり方ではいけないと感じた。
 若い人に何を教えたらいいのだろうと考えた。自分はそのスキルを持っているのか。
 探求者・・・教える前に自分に求めていく。
 10年後も今と同じような状態になっていたい。自分の笑顔をみたい。

 がんの話・・・死を現実に考えられるようになった。
 p69 祭りをうまく使って災害に対応する。
 高齢者の方が自分ができないところを地域のつながりで支えてあげたい。必要だ。
 p258 課題があった時に「誰をハッピーにしたいか」と考える。家族を幸せにするために働く。家族との時間がとれる時間にかえた外国人の話を聞いたことがある。
 RFAの話・・・本を読んでどのようなアクションをするのか。行動に移していきたい。
 
  過去の歴史において革命の原動力になった私塾(松下村塾)なども読書会であったことが触れられていたが、この読書会もとても大きな意義があると思う。 せっかくこのように早朝つどって意義のある会に参加している意味をもっと現実の行動に生かさなければと改めて思った。


 神田さんの本は一般的には賛否両論になることが多いですが、この本はおおむね好評でした。

 空は真っ青ですっきり、よいことが起こりそうな朝です。 
 
 第28回ビジネス読書会は4月24日水曜日6時30分より上田市のささやにて開催します。課題図書は『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティテュート(著) (大和書房)です。

 春から新しいことを始めましょう!ご参加お待ちしております。 

  


 
 課題図書:
 『2022―これから10年、活躍できる人の条件』 神田昌典 (PHPビジネス新書)
 

 
 第28回ビジネス読書会は4月24日水曜日午前6時30分より上田市のささやにて開催します。ご参加お待ちしております。
 課題図書:
 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティテュート(著) (大和書房)
 
 

 
 いままでの課題図書
 平成23年
 1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
 2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
 4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
 5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
 6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
 7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
      『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
 8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
 9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
 10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
 11月 『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
 12月 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
 平成24年
 1月 『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』 稲盛和夫 (日経BP社)
 2月 『経綸のとき 近代日本の財政を築いた逸材』 尾崎護 (文春文庫)
 3月 『希望のしくみ』 養老 孟司  アルボムッレ・スマナサーラ (宝島社)
 4月 『その他大勢から抜け出す仕事術』 堀場雅夫 (知的生き方文庫)
 5月 『夢を叶える夢を見た』 内館牧子 (幻冬舎文庫)
 6月 『働く君に贈る25の言葉』 佐々木常夫 (WAVE出版)
 7月 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 (幻冬舎)
 8月 『成毛眞のマーケティング辻説法』 成毛眞 (日本経済新聞社)
 9月 『いのち輝くホスピタリティ』 望月智行 (文屋) 
 10月 『こうして会社を強くする』 稲盛和夫 (PHPビジネス新書)
 11月 『元気と勇気が湧いてくる経済の考え方』 柳川範之 (日本経済新聞出版社)
 12月 『こうして会社を強くする』(稲盛和夫著、PHPビジネス新書)
 平成25年
 1月 『君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?』
                田村耕太郎 (マガジンハウス)
 2月 『スモールイズビューティフル』 E・F・シューマッハー(著) (講談社学術文庫)
 3月 『2022―これから10年、活躍できる人の条件』 神田昌典 (PHPビジネス新書)
 4月 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティテュート(著) (大和書房)

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