第4回 マネジメント読書会

Hitoshi Yonezu

2013年01月08日 10:00

 1月8日火曜日、第4回マネジメント読書会を開催しました。参加者は13名でした。6時30より朝食で、その後7時から8時までの1時間が読書会です。朝食は和食(アジの干物、湯豆腐、イカそうめん、サラダ、きんぴらごぼう、ごはん、味噌汁他)でした。

 今回から1章ずつP.F.ドラッカーの『経営者の条件』を読み始めました。今日の課題は「まえがき」と第1章でした。

 みなさまから次のような感想や気づきが出ました。

 自らをマネジメントするのは苦手である。

 知識労働者はセルフマネジメントせねばならない。

 p21 エグゼクティブの定義について

 成果とは外部によい影響を与えること。

 成果を妨げる四つのこと。自分はまず時間管理を行っている。

 p31 組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある。

 p43 集中というところに興味がある。

 p39 他の人の知識を活用する。成果をあげる人のタイプはない。

 p28 四つの現実 自分にはいろいろな種類の仕事がある。タイムマネジメントをしなくてはならないと思った。優先順位をつける。

 組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある。

 p37 現存する人間をもって組織をマネジメントしなくてはならない。

 p18 成果をあげる能力は習得できる・・・・・・勇気づけられる。

 四つの大きな現実に自分も囲まれている。成果をあげるにはなすべきことをなすこと。

 納得度が高く、はいってくる。理解はできるが実際はできていない。

 成果をあげなくては報酬はもらえない。
 
 なんらかのアウトプットを生み出せねばならない。

 p38 能力のアップより仕事の改善をする。

 禅問答のような本だ。答えがない。読書会がないと読めないのではないか。

 単純な作業をする人が肉体労働者ではない。だれもが知識労働者になりえる。

 p38 仕事ぶりの向上

 すぐれた知識を手に入れようとしても費用がかかりすぎる。
 
 企業においては能力をあげていかないと給料はあがらない。中途の人をとった方がいいということになる。

 成をあげるタイプは存在しない。成果をあげるのは習慣である。

 人間として大切なことを大切にしなさいといっている。希望をもてる。
 
 ドラッカーはこのときにすでにコンピューターの現実が見えている。過去の情報をとるよりも未来を察知するアンテナが必要。

 定量的な形になった時にはすでに手遅れ。

 組織の成果に結びつけるために5つの習慣をもつ。


 初めてドラッカーを読むという人がほとんどでしたが、それぞれの視点から非常に深く読まれています。読書会の時間を有効に活用しよう、ドラッカーを理解して実践しよう、と意識が高いからだと思います。

 ドラッカーを読むといろいろな意見が出てきて楽しいです。

 ますますよい読書会になっていきそうです。

  


 参考文献:
 『経営者の条件』 P.F.ドラッカー(著) 上田惇生(訳) (ダイヤモンド社)
 

 ”The Effective Executive” P.F.Drucker (Harper Business)
 

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