7月のビジネス読書会(平成24年)
今朝は第19回ビジネス読書会が開催されました。参加者は14名でした。
課題図書は、Kさんの選んでくださった渡辺和子著『置かれた場所で咲きなさい』でした。私もこのブログで何度かご紹介しました。評判の本ですね。
みなさんの感想や引用した箇所を記しておきます。
Aさん
女性らしいやさしさ、おおらかさを感じる。
子供は親の背中を見て育つ。よい背中を見せたい。
P63「何もできなくていい。ただ笑顔でいよう。」
P86「つらい夜でも朝は必ず来る」
Kさん
キリスト教の精神がちりばめられている。
P135「2%の余地」
かつては仕事上で許せないと思うことがあったが、今は逃げ道をふさがないで許してあげようと思う。
Mさん
いままでは自分を鼓舞するような本ばかりを読んでいた。
相手を認めて育てていくことが大切。
仕事をゆだねること。
他人への思いやりとしての笑顔。
P80「許容の風土」
Kさん
宗教家の書いた本は初めて読んだ。
受け入れなければいけない。
老いに対して寄り添える。
仕事で関係するお年寄りに対して「前向きに」という他にどんな言葉があるだろうと考えた。
Kさん
妻に読ませたら子育ての悩みから救われたと言われた。
P71 「”あなたが大切だ”と誰かにいてもらえるだけで、いきてゆける。」
会社の同僚にほめ言葉をかけてあげたい。人を認めるところから人材育成をしたい。
Sさん
いまあることは必然である。
P13「どうしても咲けない時もあります。そんな時には無理に咲かなくてもいい。」
P62「不機嫌は立派な環境破壊」
Sさん
病気を経験して自分の傲慢さを知った。
P75「かくて病気という人生の穴はそれまで見ることができなかった多くのものを、見せてくれました。」
P71 「”あなたが大切だ”と誰かにいてもらえるだけで、いきてゆける。」
お年寄りにかける言葉を考えたい。
Tさん
P127「九年間に一生分の愛を注いでくれた父」
P135「2%の余地」
愛とは相手を許すことである。
P112「老いをチャンスとする」
Hさん
時間の使い方が人生の使い方
老いは美しい。老いは奇跡である。
疑問:愛がわからない(笑)
Mさん
仕事で分かってもらえないときに、置かれた場所で頑張ってみようと思えた。
ただ、置かれた場所で何もしないでいることはいいのか?という疑問もある。
置かれた場所ということを言い訳にしてはいけない。
Oさん
P38 「私たちの心の中に、善いことをすすめ、悪いことを制止してくれる”王様”が住んでいる。」
子供は言う通りにならない。自分がやる通りになる。
若手を育てるという意図のもとにヤンキースに移籍したイチローに感動した。(昨日のニュース)
Tさん
P153「小さな死」を神にささげる
ていねいに生きる。
いろいろなものがやってくるが、どこまで受けるか判断するのが自分の仕事。
Kさん
泣きながら一日で読んだ。
今の自分をきちんと受け入れ自分を認めることで、前に進める。
以上です。人によって目の付けどころが全然違いますね。
今回は初めての方が3名来られました。会員の総数は現在19名です。人数が増えていますので、今後は運営の方法を少し変えようと思っています。
読書会に参加ご希望の方は私までメールをお送りください。
次回のビジネス読書会は8月22日水曜日午前6時半より上田市の「ささや」にて開催します。課題図書はMさんの選んでくださった「成毛眞のマーケティング辻説法」です。
課題図書:『成毛眞のマーケティング辻説法』 成毛眞 (日本経済新聞社)
では、よい一日をお過ごしください。失礼いたします。
参考文献:『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 (幻冬舎)
参考ブログ:
「『置かれた場所で咲きなさい』を読んで」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1032173.html
「一筋の光を探しながら」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1032817.html
「98%の信頼」
http://highlyeffective.naganoblog.jp/e1033542.html
いままでの課題図書
平成23年
1月 『社長の教科書』 小宮一慶 (ダイヤモンド社)
2月 『あたらしい戦略の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
3月 『挫折力』 富山和彦 (PHPビジネス新書)
4月 それぞれの好きな本の持ち寄り
5月 『あなたがいなくても勝手に稼ぐチームの作り方』 岡田充弘 (明日香出版社)
6月 『成長するものだけが生き残る』 上原春男 (サンマーク出版)
7月 『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン (サンマーク出版)
『君に成功を贈る』 中村天風 (日本経営合理化協会)の2冊
8月 『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 (新潮社)
9月 『成功の法則92ヶ条』 三木谷浩史 (幻冬舎)
10月 『小倉昌男 経営学』 小倉昌男 (日経BP社)
11月 『はじめての課長の教科書』 酒井穣 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
12月 『道をひらく』 松下幸之助 (PHP研究所)
平成24年
1月 『人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ』 稲盛和夫 (日経BP社)
2月 『経綸のとき 近代日本の財政を築いた逸材』 尾崎護 (文春文庫)
3月 『希望のしくみ』 養老 孟司 アルボムッレ・スマナサーラ (宝島社)
4月 『その他大勢から抜け出す仕事術』 堀場雅夫 (知的生き方文庫)
5月 『夢を叶える夢を見た』 内館牧子 (幻冬舎文庫)
6月 『働く君に贈る25の言葉』 佐々木常夫 (WAVE出版)
7月 『置かれた場所で咲きなさい』 渡辺和子 (幻冬舎)
次回8月『成毛眞のマーケティング辻説法』 成毛眞 (日本経済新聞社)
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